Guide · 02
個人事業主のふるさと納税
完全ガイド
給与所得者との決定的な違い
個人事業主のふるさと納税限度額は事業所得(売上 − 経費)をベースに計算します。給与所得者の「給与所得控除」に該当するものが無い代わりに、青色申告特別控除(最大 65 万円)、国民年金・国民健康保険の全額所得控除が使えます。
青色申告特別控除の影響
- 青色 65 万円控除:e-Tax 提出+複式簿記+電子帳簿保存で適用可能
- 青色 55 万円控除:複式簿記のみ(紙提出や電子帳簿保存なしのケース)
- 青色 10 万円控除:簡易簿記で適用可能
- 白色:控除なし
青色申告特別控除は所得を直接下げるため、ふるさと納税の限度額も下がります。しかし節税額は控除額 × 限界税率分となるため、ほぼ確実に青色申告の方が得です。
国民健康保険料の自治体差
個人事業主の社会保険料は、お住まいの自治体によって国民健康保険料が大きく異なります。当サイトでは一般的な所得比例式(所得 × 10% +均等割)で概算していますが、正確な金額は各自治体の公式サイトでご確認ください。
個人事業主におすすめのポータル
個人事業主は確定申告で寄付金控除を申告するため、ワンストップ特例制度は使えません(6 自治体以上の制限を受けない分、選択肢は広がります)。寄付証明書の管理しやすさを考えると、以下のポータルが便利です。
- さとふる:管理画面から寄付履歴が一括ダウンロード可能
- ふるなび:家電系の返礼品が豊富、寄付金受領証明書の電子発行に対応
会計ソフトでの処理
ふるさと納税(寄付金)は事業の経費ではなく、個人の所得控除として扱います。freee やマネーフォワードクラウドには寄付金控除の入力欄があり、青色申告決算書と同時に確定申告書Bへ自動反映されます。
記事内容は随時更新中。Phase 2 で年度別の具体的シミュレーション例、会計ソフト別の入力手順を追加予定です。